2025年に開催が予定されている国民スポーツ大会の拠点となる新県立体育館が滋賀県のPFI事業としてびわこ文化公園内に2022年9月に竣工しました。この設計・監理業務に梓設計・大成建設との共同企業体として携わってきました。約5,000人が収容可能なメインアリーナと市民利用を想定したサブアリーナは、合わせて60mに及ぶスパンとなっており、その大規模な屋根構造は高さが最大4mにもなる逆三角形型の張弦梁を8基採用した特徴のある架構形式となっています。屋内にはスポーツジムなどのフィットネスエリア等の諸室も併設し、屋外はフットサルや多様なトレーニングができる多目的広場も配置し、県民に親しまれ、躍動感のある新たなスポーツ交流拠点となる施設としました。